2019.2. 4 ウバタマムシの越冬

冬でもご夫婦でよく来園されるお客様がいて、自然散策と撮影を楽しまれている。そんなお客様からの一報で、ウバタマムシが見つかったという。さっそく現地に確認に向かうと、小道に沿って生えた直径が15センチほどのヤマザクラの幹であった。過去にも何度か発見例があるが、園内ではサクラ類の記録がほとんどである。地上から50センチほどの東側に頭を下向きで止まっていたが、発見時は南側にいたということで、日々移動しているようだ。地味な体色ではあるが、大きな甲虫が隠れもしないで幹で冬越しする姿は、なんとも不思議な光景だ。



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