モクメシャチホコの成虫画像がストックにないという課題があった。幼虫は過去に飼育していたが、羽化不全という結果だった。今年こそはライトで成虫を採ろうと武尊山に向かった。月例がよく気温も上がりコンディションは最高だった。蛾の飛来は多かったが、23時30分に差し掛かる時点で目的のものは来ていなかった。そろそろタイムアップと思い始めていたところで、周辺のヤナギを散策してみるとオレンジ色の大きな卵を見つけた。「これこそモクメの卵だ!」ということで、真夜中の卵探しが始まった。その後も卵は見つかり、すでに孵化後の幼虫まで見つかった。この卵をしっかり育てて、来年の羽化を待つという、気長な策となりそうだ。