2019.6.30 キシタミドリヨトウが羽化

5月17日にさかのぼるが、よく行く赤城南面でのライトトラップ中の散策で、ツツジの枝先で不明ヤガ科幼虫を採集した。背面に一対の黒い紋が並ぶタイプで、ヤガ科幼虫に多く判別が難しい体色だった。発見時は摂食していなかったが、ツツジの葉はその後よく食べて蛹化した。今日になって羽化したのはキシタミドリヨトウだった。NEOイモムシとケムシにも掲載されている種だが、これは鈴木さんが採卵してギシギシで育てたもので、野外での幼虫発見例はないようだ。幼虫発見の同日にドウダンツツジでも、ノコメセダカヨトウや不明のヤガ科幼虫が採れており、この時期のツツジ科はヨトウ系幼虫の発見率はかなり高い。



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