2019.7.29 やっと見つけた!ナガトガリバ幼虫

お盆は忙しいので、一足早く静岡に帰省し、親父の墓参りに富士霊園に行った。墓参りの後は周辺を散策するのが恒例で、富士山の1000mあたりの樹林は火山灰土壌でありながらも植生が多様で蛾類も多い。イモムシ・ケムシの仕事も一段落しているが、発見に至っていない憧れのイモムシは多く、そのひとつがナガトガリバだった。展望台へと登る長い階段を見上げた時、登るべきか、やめようか一瞬迷った。しかし、その中腹にヤマボウシが見えたとき、よし!行ってみようという気になった。ちょうどナガトガリバ幼虫の時期と合致していたことと、見渡した周辺にヤマボウシは皆無で、こんな場所こそ幼虫に出会うチャンスがあるとよぎったからだ。2本のヤマボウシにたどり着き、見上げながら枝をなめるように見ていった。頭の中では、枝に張り付いた幼虫のイメージ画像が出来上がっていた。1本目は成果がなく、2本目を見上げてすぐにそれはいた。恋焦がれたイモムシとの出会いは感動的だった。



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