2019.9. 8 ムラサキアツバ幼虫

数日前にムラサキアツバらしき幼虫をアップしているが、その後、菌食蛾類が気になって園内のキノコを見まくっていた。しかし、カワラタケ、ニクウスバタケは多いが、蛾類幼虫は見出せなかった。先日の立ち枯れを再び訪れ、追加個体がいないか見始めたときだった。根元に拳ほどのサルノコシカケがあり、ちょっと覗き込むとなにやらそれらしきものがついていた。しかし、前回個体よりも黒々としている。這いつくばって生態写真を撮り、幼虫を持ち帰って検証することにした。結果はムラサキアツバと断定した。前回個体と写真で並べてみたが、やはり色の濃淡の変異で同一種という判断となった。前回採集個体はその後老熟して繭を作ったが、この繭がなかなかのカムフラージュで、しばらく見つけることができなかったが、指で感触を確かめてようやく見つけることができた。



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