2019.9.26 オオフトメイガの幼虫

秋晴れ予報に誘われて、久しぶりに長野県の佐久方面に遠征してみた。これといった目的はなく、ちょっと群馬県外で秋を感じてみたいという気ままな遠征だ。谷筋の田んぼに面した林縁を、「何かいいものいないかな」と歩いていたが、突然、目の前に派手なイモムシを見つけた。一瞬、アオバセセリというよりはタテスジシャチホコの幼虫を連想させる縞々の模様に頭部はオレンジ色というイモムシだった。よく見ると綴った巣から身を乗り出すようにコナラの葉を食べていた。「何じゃこれは!」と思いながらも持ち帰り、自分も関わったイモムシ・ケムシ図鑑を見るとすぐに正体がわかった。オオフトメイガの幼虫だった。鈴木知之さんが小蛾担当でしっかり掲載されていた。体長は35ミリほどあり小蛾類でありながら、ここまで大きいとなかなかのインパクトである。



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