2019.11. 7 ニジオビベニアツバ幼虫

見たかった幼虫のひとつ、ニジオビベニアツバがやっと終齢になった。以前は3齢まで育って失敗していただけになんとかここまで育ってくれたという思いだ。今回も採卵からで、♀成虫を入れて期待もせずに放置していた容器を覗いたら1cmほどに育った幼虫が1個体のみ見つかり、その後を見守っていた。成長するにしたがい独特な刺毛も立派になり、やはり終齢が一番派手でカッコイイ。静止ポーズは、刺毛を枝に密着させて目立たないが歩き出すと刺毛を上下に動かすことがわかった。食性はイヌビワなどの果実となっており、今回もイヌビワの果実を枝ごと与えてみたが、瑞々しい果実を食べることはなく、しなびて痛んだ果実の表面をかじる程度であった。老熟を待ちつつ、葉を細工した見事な蛹室づくりが楽しみで、これは動画で撮ってみたい。



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