2020.8. 6 ニトベミノガ

代表的ミノガ科で成虫画像がコンプリート出来ていないかったのがニトベミノガであった。春先に幼虫を見かけることが多いが、こればかりはしっかりと飼育しなければ成虫の姿を拝むことは極めて難しい。今年こそは成虫を見ようと採集した幼虫を4匹ほどサクラのポットで飼育しながら挑戦していた。7月に入ってすぐ、摂食をやめて移動しなくなった蓑を確認し、枝から外してビニール袋に入れて保管していたが、一応中身を確認するとすでに蛹になっていた。あとは羽化待ちだが、ミノガ類は羽化後に一晩放置すると暴れてボロボロになってしまい、撮影の対象にはとてもならない。夕方に羽化すると見込んで家の玄関につるし、帰宅後に確認することにしていた。1-2週間で羽化すると見込んでいたが羽化はせず、たまに蛹の生存を確認するが、よく動いていた。今日になって玄関の扉を開けて、ようやく羽化した成虫の姿が目に飛び込んできた。それからが慌ただしい。羽化直後であれば暴れないが、触れると途端に飛び始めた。冷蔵庫でいったん冷やし、屋外で撮影の準備をしてなんとか撮影するに至った。



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