2020.8.16 フタホシドクガを求めて

今年に入って早々に、蛾類界の衝撃的ニュースが師匠から届いた。「フタホシドクガ」のホストが判明!なんとヤドリギであった。早速、赤城山のヤドリギが多い場所に向かい、越冬幼虫がいるはずと探してみるが、まったく痕跡も含めて皆無であった。これは成虫を採って採卵したほうが早いという考えに転換したが、果たして狙って採れるものだろうか?やってみなければなにも始まらないところでシーズンを待ち、ようやく武尊山でライトをやることになった。始めてすぐにオスが、そしてまもなく念願のメスが飛来した。ものによるが、狙ったものがいとも簡単に採れるというはほとんどない。過去の経験上、それほど多く飛来する種ではないのだが・・・その後も断続的に飛来を続け、朝方には20匹ほどが幕に張り付いていた。採卵は難しくないが、孵化後のえさの調達が大変そうだ。



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