2020.9.28 脱皮後のオニヤンマ終齢幼虫

オニヤンマの1齢を確認した矢先の出来事だった。朝方の園内の小川をのぞき込むと、脱皮直後の終齢幼虫がいた。オニヤンマのヤゴは泥底に潜って生活しているので、水上からその姿はほとんど見えないが、脱皮中だけは泥からニョキッと抜け出たからだが飛び出し、体が固くなるまでしばらく過ごす。同期してそのような個体が中齢でも見つかった。オニヤンマの幼虫期間は3-5年説が一般的で、今の時期終齢になったものが翌年に羽化し、中齢は昨年孵化してもので翌年に終齢となり、再来年に羽化するというパターンで平地での3年説がうなづける。ただ、昆虫の森の人口水路は造成後の2年後に多くの羽化が見られたので、2年1化もありなのかと個人的には考えている。



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