2020.10. 3 オニヤンマの卵と2齢幼虫

再びオニヤンマが産卵していたという情報をもらい、その場所に向かった。ヤナギの細かい根の塊が島状になった場所だった。掬ってみると砂はほぼなく、枯葉などの有機物の破片が多く今までとは違う環境だった。白いバットに移し、メガネをかけて卵を探し始めた。卵はすぐに見つかったが、産卵直後はクリーム色という情報に反して褐色だった。さらに見ていくと、小さな幼虫がいくつも見つかりはじめた。どうやら産卵場所のツボだったらしく、時間経過が異なる卵や幼虫が次々見つかり、卵の殻や脱皮殻まで見つかりだした。そしてようやく、産卵直後と思われるクリーム色の卵も見つだすことができた。そして、卵と幼虫を抽出したシャーレをのぞき込むと脱皮直後の2齢幼虫がいることに気づいた。



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