2009.1.21 ニホンミツバチの越冬

厳冬期に入りつつある中、ニホンミツバチの巣が気になって朝一番で見に行くことにした。外観上、ハチの姿は見えず、巣板の奥に入り込んでいる様子であったが、秋の発見当時に比べると働きバチの数は明らかに減少しているようにも思えた。下から仰ぎ見るように巣板の奥を覗き込んでいると、数匹の働きバチがスクランブルをかけて頭にまとわりついてきた。冬の朝っぱらからこんなに元気に攻撃をしかけられるのもミツバチならではで、多くの昆虫のように冬季の活動休止はないのだ。そのかわり、巣内に蓄えた貯蔵食物を冬の間も消費し続け、暖かい日は冬でも蜜や花粉を集めて働き続けているわけだ。セイヨウミツバチに比べると刺すことは少ないが、空気を察知して続々と巣内からはい出し、ちょっと騒がしくなったのに耐えかねて防護面布をかぶって撮影することになった。北風は当たらないが、それにしても寒々しい裸の巣は無事に春を迎えることができるだろうか?



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